ILONA PIRAJEAN
将来を見据えた業務改善のエキスパート

こんにちは。MEIKOに入社した経緯を教えてください。
イローナ:「そうですね、わりと自然な流れだったと思います。私の父は、私より何年も前にMEIKOに入社し、エンジニアとして働いていました。なので、MEIKOのことは子どもの頃から知っていたんです。1986年に専門の部署で短い面接を受けた後、すぐに話がまとまりました。当時を振り返ると、1986年の時点でMEIKOの従業員は世界中で500人くらいだったと思います。今では、従業員数は2700人を超えています。」
仕事において、今でも魅力を感じることは何ですか?
イローナ:「もちろん、変化に富んだ毎日です。私たちの部署では、創造力、そして成長し続ける意欲が問われます。業務プロセスというものは時代と共に変化しなければいけませんし、技術についても、常に最新の情報を知っていなくてはなりません。これが、この仕事をとても刺激的なものにしています。もちろん、2022年初めから私が率いているチームも素晴らしいです。どこをとっても非常に心地よい環境で、とても満足しています。そして長年の経験を通して、自分が人間としても成長できたと感じています。」
最も刺激的なプロジェクトは何でしたか?
イローナ:「大きくわけて、2つのプロジェクトが印象に残っています。1つめは、私たちが「バリアント管理」のシステムを導入したときのことです。ここでの目的は、営業、設計、生産準備、そして製造の各部門間におけるプロセスチェーンをつなぎ、可能な限り自動化された形にすることでした。これによって、多様なバリアントを効率的に管理できるようになったのです。それ以前は、各部門が独自に製品仕様を作成していたため、作業が重複し無駄になることが頻繁にあったのですが、その問題が解決されました。
2つめのプロジェクトは、ERPシステム「Abas」の導入ですね。このプロジェクトでは、合計2年間にわたってプロジェクトリーダーを務めました。」
誇りを持って働く「MEIKO」ファミリーの一員として

MEIKOの大好きな点は、伝統とチームの結束力です。たとえば、年内最後の勤務日はいつも特別な日です。この日には、同じチームの同僚たちだけでなく、さまざまな部署を文字通り『巡り歩き』、皆でお祝いするんです。こうして、部署を超えて色んな人たちと知り合うことができます。とてもユニークで、素晴らしい習慣だと思っています。
1986年の入社以来、MEIKOはどのように変わりましたか?
イローナ:「もちろん、すべてが大きくなり、従業員数も販売収益も何倍にも増えました。しかしMEIKOでは、感謝の気持ちと互いを尊重する心が一番大事であることには変わりありません。この点は、今日まで少しも変っていないと言えるでしょう。ひとつの家族であるような社の精神は今でも健在ですし、日々の業務や、ちょっとした出来事にも反映されています。たとえば、私たちのオフィスにはカウンターがあり、チームはそこで定期的に集まって意見交換を行います。こうした取り組みのおかげもあり、メンバー同士のつながりはとても強いものとなっています。」
仕事からのリフレッシュ方法は?
イローナ:「長い間バレーボールをしていたのですが、 今ではもう少し落ち着いた趣味を楽しんでいます。たとえば、 壁を塗ったり、裁縫をしたり、棚を修復したりといった手作業や大工仕事が大好きなので、 週末はそうやって過ごすことが多いですね。こうした作業は、私にとってのリラックスタイムになってくれるんです。」
ワークライフバランス?時代遅れな考え方!
海と山、どちらがお好きですか?
イローナ:「どちらかと言えば、山というよりも海ですね。夫と一緒にVitoのバンに乗って旅をするのが好きなんです。旅先でさまざまな文化や国々を発見したり、3~4日ごとに滞在先を変えるような旅が私たちのお気に入りです。」
未来の人材に伝えたいアドバイスは?
イローナ:「勇気をもって、常に最善を目指す方法についてオープンに話してください。そしてさらに重要なのは、変化を恐れないこと。MEIKOのような中堅企業では、定期的な企業方針の調整は欠かせません。そのため、働く側にもある程度の柔軟性や行動力が求められています。」
MEIKOで産業事務職の研修を修了
大型機械 見積りおよび受注処理
販売部門 ITアプリケーションサポート
販売部門 業務プロセス最適化(バリアント管理など様々なプロジェクトを実施)
ERPシステム「abas」導入プロジェクトリーダー
ERP業務システム マネージャー
ビジネスコンサルティング責任者